お知らせ
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オリエンタルな日常
2012年11月17日先日、オリエンタルフォレストは6周年を迎えました。
本当に皆さんに支えてもらいながらやっとの思いで
迎える事が出来ました。
この一年間は、あっという間の出来事のように過ぎ去っていきましたがはじめの数年はぶっちゃけ青息吐息の毎日でした。
母からは
患者さんは今日来た?誰か来た?
会うと言われるのがなんとも心苦しい毎日でしたが、
気にかけてくれている事が痛いほど分かりました。特に祖母は開業を迎えるまで死ねないと冗談半分に
言っていたのですが
本当に開業を迎えて2か月後に亡くなりました。
余命数カ月と言われていたのに
開業まで待っていてくれて、その後安心したかのように眠るように亡くなりました。来週はその祖母の7回忌の法要があります。
みんな集まってくるので、祖母の話に花を咲かせたいと思っています。 -
オリエンタルな日常
2012年09月25日最近は、家族も増えたからなのか?
子供さんのおられるお母さんの施術もあります。
先日も、うちの子どもの生まれた病院と同じ方がお越しくださって
いろんな話になりました。また違う方で、診させていただいている
ご家族のお孫さんも里帰りで同じ病院で出産されたらしいと聞かされました。
おない年で、同じ病院で生まれた方が身の回りに3人いらっしゃる
偶然かな?
不思議な感覚です。お母さんと話していると、子供の話にどうしてもなってしまうので
しょうがないといえばしょうがないのですが・・・
お越しくださっている方は、実家が遠くどうしてもご家族に支援を頼む事が
できないらしいです。
その点では、うちは恵まれた環境であることに感謝です。子育ては本当に大変だなと思います。
男親としてできる事はたくさんあるとは思うのですが
なかなか、スムーズにできないのが現実
子供の成長とともに、親も成長させてもらっているのでしょう。
今まで自分勝手に生きてきたのだから、少しの辛抱も必要でしょう。 -
オリエンタルな日常
2012年07月17日先々週ですが、友人と一緒に伊勢神宮に行ってまいりました。
友人の新たな門出と共に、
僕自身今まで行った事のない場所だったので行ってみることに
土曜日に仕事を少し早めに切り上げていざ大阪までそして朝早く起きてから電車に揺られること2時間余り
あっという間に伊勢神宮のある駅に到着
そこから外宮まで暑い中、ひたすら歩いて行く事に
外宮に着くとあたりは森のすずしさ、しばしご満悦
神聖な感じと言うかすがすがしい気分になること間違いなし
いろんな神様が祭ってあるお宮さんを周りましたそしていざ内宮までバスで揺られること数十分
内宮も奥まで散策しました。
おかげさまで天気もよく五十鈴川もきれいでした。友人の新しい門出の祈願と、今診させてもらっている方の
よりよい方向性がひらけるようにとお祈りしてきました。
叶うといいな帰りはおきまりの赤福を食べながら・・・
弥次さん喜多さんのごとく伊勢神宮を後にしました。 -
オリエンタルな日常
2012年07月12日ブログを見てくれているだろうn君へ この度は開業おめでとう。
もうn君と知り合ってから10年は経つよね。
今はもうなくなってしまった寮でいろんな話をして盛り上がったよね。
当時僕は、いろんな問題を抱えていたように思います。
自分で、解決できればいいけれども、なかなかあの当時の僕には難しかったんだよね。
そんな時、n君はただただ励ますわけでもなく、
慰めるわけでもなく、
褒めるわけでもないのに話を聞いてくれたよね。
それは、今でもありがたかったと思っています。開業したら、雇われていた時とはまた違った苦労が、たくさんあると思います。
患者さんに言われ泣きたい事もあるでしょう。
怒りたい事もあるでしょう。でもそんな苦労もきっとn君の聞き上手さに磨きをかけてくれる潤滑油になりますよ!
遠く離れていますが、n君の活躍を期待しています。 -
オリエンタルな日常
2012年07月03日いつも来てくださっている方とお話していたら
いろんな話になってよくよくお聞きしたら
その方も以前は僕と同じバックパッカ―だった~
薄々感じていたが・・・びっくりバックパッカ―にもいろんな種類の人がいるらしく
ただ単に日本でやることがなくて、海外で自分探しとかと言ってかっこいい事
言っているけれども、結局昔で言うヒッピーみたいな人もいれば、
そんな人は、物価の安い国に大体出没しているらしい。何かやりたい事、見たい事をある程度日本で決めておいてから
そこに向かってひたすら旅をしている人がいる。
ストイックな旅人というか、予定不調和な旅ではなく仕事みたいな旅どちらかと言うと
僕もその方も後者のほうかな~
どちらがいいとかではないよ~
前者の方は、物価の安い国に長期滞在していて
あまり動かないいわゆる沈没という言葉で表わされるらしい
旅仲間では・・・旅で得られるものは仕事のような旅の中でも
いろいろあるから面白い
この5年ぐらいはほとんど仕事の絡みでの旅行しかしていなかったけれども
それまでは、いろんな国のいろんな人を見てみたいという欲求にかられていた。
海外で働いた事のある人や、海外の人と出会うと
その国に行ってみたくなっていたから
ただの好奇心の塊みたいなものだからその当時の自分に会っていたら
熱くて嫌になりそう
今もそうか(笑)今はでもないけれども、永遠の自分のテーマみたいなものかもしれないけれども
昔から伝わる伝承めいたいろんな国の健康法が気になって仕方ない。
明けても覚めてもそんな感じ
でも伝承的なものは大概よくわからない
理解できない
あ~ん
と言ってあんぐりしてしまいそうな感じの事もある。
じかで感じる事はやっぱり実際経験してみないと分からない
あくなき挑戦は始まったばかりのような気がするな。 -
オリエンタルな日常
2012年06月18日昨日の事ですが、母が以前お世話になっていた医院の先生がなくなりました。
そしてお通夜があり、行って参りました。
以前から体調が芳しくないと聞いてはいたのですが・・・
急な事でびっくりしました。その先生には、母が勤めてお世話になっていた時から
家族ぐるみでいろいろしていただきました。
家に遊びに行かせてもらって、当時はまだあまり見ることのできなかった
映画を見せてもらったり、
ご飯を食べさせてもらったり
時にはニュートンという科学雑誌を読まれているらしく
たくさんあるのを少しくださったりしたのを覚えています。
体の弱かった母でしたので、月のほとんどを寝て過ごしていたにもかかわらず
生活に困らないだけの給料をいただいていたのを子供ながらに覚えています。
本当にありがとうございました。安らかにお眠りください。
合掌 -
オリエンタルな日常
2012年06月12日先日、診させていただいている方が入院されて手術をされました。
今の西洋医学の技術だと、とても小さなレベルの細胞の変異も見分ける事ができます
その変異の増殖を防ぐためにも手術に踏み切られる方が多いと聞きます。
その方もそうでした。
術後は快適そのものでして家族の人もほっとした感じでした。話は飛びますが
富士フィルムという東証一部上場の企業があります。
先日カンブリア宮殿という経済番組でも取り上げられていましたが
富士フィルムの開発した医療用のソフトは以前との臓器の違いを見分けるということが
細かく三次元で見えるそうです。
ほんとうに小さな細胞の変異を見分ける事が
時系列に表示されるのですからこればっかりはすばらしいと思います。
個人的には人間の感覚というか、本能と言うかそういったものは
科学的に解明できないと思ってはみているものの
富士フィルムが開発したナノレベルの研究や
遺伝子のレベルまでさかのぼった治療などを手掛けている会社の事を調べてみると
人間の感覚的なものも、ゆくゆくは科学的に解明できるのではないかと
思ってしまう時があります。ただそう思わない事もあります
最近診させている方は、いろんな病気を抱えておられる。
甲状腺機能亢進症、大腿部の骨折、リウマチ、とたくさんの病気を抱えておられる。
そのような病気根気よく一つ一つを西洋医学で治しては来られた。どこそこに有名なお医者さんがいると聞けば行ってみる。
これが効くと聞いた薬であれば、高価であろうが飲んでみる。しかし結局
なぜこんなに病気になるのかというのが分からない?
私だけがなぜこんな病気になるのかと自問自答し考えられる。
解明すればするほど、謎が深まっていくように
人間はある程度の解明が進むと
その解明よりかは、自分の感覚とか本能とかという
解明できないものにすがったり頼ったりするものだと、その方と話していて感じました。まあどちらにせよ
生き方として自分で納得のできる生き方であれば
それは、どんな生き方であり選択であっても良いのではないかと思っています。 -
オリエンタルな日常
2012年06月04日最近の雑感 続き
長く同じような習慣を続けていると、
何が悪いのか自分でも本当に分からなくなる。
少し環境が変わったりするだけで、だだっと物ごとが雪崩の如く押し寄せてくる。
それは自分が元気で解決できるうちはさほどでもないが
それが自分でいろんな対処ができなくなると困ってしまう。
それは自分も含めて言えることです。僕自身も人を健康にするという職業についていきながら
大きな病を経験しました。
それは今、考えてみてもどこかに無理があったのだと思います。
それ以後、無理をしなくなりました。ようは体が発する声には忠実に従うようになりました。
発する声と言っても難しいですが・・・
雇われの身からすると考えられないかもしれませんが
休みたい時に休むようになりました。
仕事がしたくない時に無理をしてまで仕事をするという事をしなくなりました
その結果
開業してから、一日も休むことなく過ごす事が出来ました。
それがせめての自慢です。(笑)
雇われの身からするとどうしても
休む事に関して制約がありますし、誰かに迷惑がかかることがあります
雇われだと、決められた時間に拘束されることによって、
対価を得ているのですから仕方ないと言えば仕方ありません
そうすると、どうしてもひずみができてしまう。
休まないことが、会社のためにもなるし、みんなのためになる
と思ってみても、自分の体はそうそう会社やみんなに合わしていく事ができません。
大きな会社ならいざ知らず、小さな会社では一人一人が大きな存在のために
雇われている時は、休むという事が難しかったです。ただその雇われの身でも、思っていることがありました
自分はゆくゆく一人で仕事をするのだ
するとなぜかなにも苦痛とは少しも思わなかったものでした。
周りから見たら無理しているなあと感じられたかもしれませんが
それは自分には無理とは思わなかったのです。
よく知っている人から
伸ちゃんそんなに頑張らんでもええが~
と言われた事がありました。
本人は頑張っているつもりはないのです
ただ周りの人から見たら
頑張っているな~頑張り過ぎではないかと思われたのでしょう。だからかもしれませんが、昔から自分を叱咤激励する文章や人が好きでした。
リアルに人によって慰めてもらうよりかは
はるかに自分にとっては、本によって心慰められました。
寂しい性分なのかもしれません。
自分の気持ちが高まる文章や、ブログを読むだけで
自分もそのようになれるのではないのか?
と感化されやすいもので、元気が出てきたものでした。
ただいつの日か、そんな文章も読む事がなくなりました。その文章や、人に影響を受けたところで
今の現状を打破するのには、あまり作用すると感じなくなったからです
それは、今までの経験というストックが
何らかの形で微妙に作用しているのかもしれませんし
そうでないのかもしれません。
診させてもらっている方の疾患や、病名についてカタカタとインターネットで調べるよりかは
近くを散歩した方が、より効果が上がるように思えてきたのです。
散歩しながら、
ぽーと空気をゆっくりと吸ってみる。
花が咲いていないか見てみる。
そんな気分を変えてみると戻ってきた時に
俄然頭がすっきりし、物ごとがよりよく見えるような気がします。いろんな有名な本を書かれたり、弟子をたくさん持っておられる先生の話を、
聞く事も大切なのかもしれませんが
本来へそ曲がりで、あまのじゃくである自分にとっては、
あまり人が行くことがすくない由緒あるお寺に行くとか
発展するであろう国に行くほうが
新たな物がつかみとれるような気がするのです。
たぶんこれはみんなに納得のいく事柄ではないと思いますし
僕自身の特別な習慣と言うか癖だと思っていますのであまり参考にならないと思います。ただこの仕事は今をいかに紐解いていくかと言うのが求められる世界だと勝手に思っています。
患者さんやお客さんが今本当に何を欲しているのか
というのが分かりさえし
それに沿って施術を即席で組み立てていくのであるならば
まさに名人芸と言えるのだと思っています。しかしこのように文章にしたり言葉にしたりする事によって
もうこのやり方は古く、陳腐なものへと変貌していっているような気がします
今は決して言葉だけで表現できないものだと思っています。
その時を感じ取るということが重要であるといつもながら考えさせられます。 -
オリエンタルな日常
2012年05月25日今診させていただいている方がいます。
その方ヨーロッパが好きみたいでして
そのヨーロッパに行かれた時の話を、先日盛り上がってしてしまいました。
その方、特に歴史の感じる国が好きらしく
イギリスのいろんな所を回った話を聞かせてくださいました。
結構マニアックな所もまわられたらしく、
バイキングのいた場所などもまわって来られたそうです。
聞くだけで面白い。僕はイギリスには行った事はありますが、
バックパッカ―をしていた時なもので、楽しめるという余裕のないものでした。
こんなに円高が進んでいない時期でしたから
かなり貧乏旅行には苦しい国の一つでした。
流石に霧のロンドンと言われるだけあって行った時も
雨が降り、霧がかかり、歩きまわるのに苦労はしなかったのですが
天気が悪かったという印象がとても強い国でした。以前僕が、オーストラリアで働いていた事がありました。
そこでたまたま一緒のシェアで住む事になった女性がいまして
その女性の方が、オーストラリアで働いた後
イギリスのロンドンで鍼灸の仕事をしに行くと言われていました。
イギリスでも鍼灸の治療院があったりして
東洋思想が少し浸透しているのかもしれません。
その女性は、世界のいろんな国で、鍼灸の仕事をされていて
なんだかパワフルな女性でした。今度、そのロンドンでオリンピックが開かれます。
日本選手の活躍も楽しみですが、競技者を支える人の影の活躍も楽しみです。 -
オリエンタルな日常
2012年05月22日最近の雑感
最近今までお越しくださるのに電話して下さる方が
急に予約をされて帰られるようになりました。
まあ仕事柄お忙しいというのもあるとは思いますが、
なぜだろうと考えてみたのですが、分からない。
そう思っていたら、数名同じような方がぽつぽつと出てこられた。
なぜなのだろうかと?考えてみても分からない。とりわけ施術においては一般受けしない
自分の施術において、足しげく通ってくださるのには
本当に頭が下がるような思いになることがあります。
その患者さんであったり、お客さんも多少なりとも体に変化があり
良い方向に動いて行くのだろうという
かすかな希望ににも似た望みを抱いておられる。
その望みを少しでも汲んで理解できるようになったのかな
と自分で自分を評価しています。
自分で自分の評価なのであまり信用しないでください。一般受けしないというのは、本当の事なのです。
雇われの時代から従業員の中でもうまい方ではなかったのです。
どちらかと言うと好まれる人にはめっぽう好まれるという感じでしたので
一般受けしないというのが適当な言い回しではないかと思います。その一般受けしない自分を好んで、たくさんある施術院から選んでくださる。
そういった方も一般受けしない方なのかもしれない。
そんな事を言うと叱られるかもしれないが
あえて言おう。
でもだからこそ、いろんな意味で余裕があったり、力があったり、人が支援してくれたり
してくださっている方に支持してもらっていると自分なりに解釈しています。来てくださる方のご要望に応えようと、個々の健康法を自分なりに考えながら
はたっと
あの人にも使えるのではないか?
あの患者さんには有効な施術方法ではないのか?
と時に雷が落ちるがごとく、ふっと閃く時があります。
ただ、それが本当にいいものかどうかというのは分かりませんので
記憶に残った場合のみ、携帯のメモ帳に残してはいるのですが
大概が、後で見返した時何を書いているのだ!
と自分を責めたくなるような内容なのです。
ただ時に、ほんのまれに、その人にとっていいだろうと思える
自分もそうして患者さんも思えることがあるのです。
大抵10個のメモを残していて1個か2個ぐらいかな
そんなものです。
そんな健康法がはたっというかズバッと浮かんでくる。
それは、やはり本を片手にしらべてどうこう
するということではないものなのかもしれません。
それは分かりません。またその人の疾患そのものをずっと追いかけていると
こちらまで病んでくるような感覚になる。
物ごとに対してのとらえ方と言うのがその人と数分でも話していると分かるのです。とてもいいニュースを聞いていても、
どんなに快晴でも、
言葉ではうまく取り繕い、褒めていてもその人本人がそのように思って
いない事がある
いいニュースを聞いていても、
どうせ○○だろう。
言う場合もあるし
いい天気でも
明日は湿気が増えて大変であるとか
明後日からは天気が崩れやすくなるとか
その人のなんでもない気にとめていない一言が
その人の体の仕組みと言うか流れというか
そういったものまでもさかのぼってみると関係しているのではないかと思う事があります。続く