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まがりとゆがみとねじれ
2019年05月21日先日突然訪ねて来られた方が
足がまがってしまっているのだけれどもどうにかなるか?
と言われました。
たしかに見た目でも
服の上から触っても分かるぐらいまがってきている
本人さんも相当悩んでいるらしく
これでは歩けなくなるのではないかと
いつも不安なのですと・・・
たしかに不安になるような足のまがり方だった。
体がゆがんできているのでどうにか?
という事を聞かされることが多い
本人からしても重大なことで
確かに毎日鏡の前でゆがんだ自分を見るのは相当苦しいことだと思う
男性がゆがみを気にすることは少ないが、
女性は特にゆがみやねじれにすごく敏感に反応するような気がする。
このゆがみやねじれ
若い人の中には言っているものの服の上から分かるような方というのは
そうそういない
だから本人くらいしか気が付いていないことなのだと
まずは感じてほしい
はじめに言った高齢の方に比べては悪いが歩いてきたのだから
日常生活に支障がでているというのは考えにくいが
でも気になるし心配それが人間の悲しい性なのだと
でも考えてみると
ゆがみやねじれもその人が環境に適応しようと努力するために生じる一つ現象であると思っています。
ゆがみやねじれがいいとはいいませんが
柔軟に適応している証拠なのだからある程度ゆがみきった方が
こちらも施術しやすい
ねじれやゆがみが進行しきっていないものほど変更するのが難しい
ゆがみやねじれは植物を見ても自然界には
まっすぐな種は少ない
適応するにはまがりやゆがみが必ず必要なのです
そうでないと種が絶えてしまい
絶滅してしまう
特に根っこなんてどうですかまっすぐに一本綺麗に伸びている根っこなんて
ニンジンや大根くらいで植物のほとんどが
ねじれてからみあった根っこで形成されている
まがりくねった根っこから茎が伸びてきてきれいな花を咲かせたり実をつける
誰も根っこには目がいきにくいが
足が曲がるということは
人間の花を咲かせるということに話が飛躍しているかもしれないが
そう感じることがあります
まがりもそれぞれ違う
胸椎からまがっている人もいれば
腰骨からまがっているひともいるのである
と言う事は見えるところは綺麗で見えないところは
絡み合ってごてごてしている方がいいということか?
そうでもなさそうである。