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母が亡くなりました
2025年12月15日母が亡くなりました
母は認知症の状態で施設にお世話になっていましたが、
11月末あたりから食事がとれなくなり、呼吸が浅くなってきたと連絡がありました。
その知らせを受け、改めて母との思い出がいろいろとよみがえっています。
私が鍼灸の道に進んだのも、母の偏頭痛を治したいという素朴な気持ちが原点にありました。
また、祖父母の世話になり、祖父母の硬い肩を叩いていた記憶も、この道を選んだ理由の一つです。
だからこそ、母や祖父母と同じ世代で苦しんでいる方々の助けになりたい、と心から思ってきました。
祖父母が亡くなり、母もこのような状態になり、
私は「自分は何を目的に生き、何を根幹にしているのか」
が少し揺らぐような感覚を覚えています。
しかし、これまで出会い、先に旅立っていった多くの方々の思いは今も私の中に残っています。
その方々の思いを受け継ぐためにも、私は今の仕事を続けているのだと感じています。
そして、その思いを語り合える人が周りにいてくれることを、とても幸せに思っています。
母への介護が本当に良かったのかどうかは分かりません。
ただ、自分としては精一杯やったつもりです。
母から受けたもの以上のお返しができたかどうかは分かりませんが、18歳で家を出て一人暮らしを経験してから、家族のありがたさを強く感じるようになりました。
その恩返しが、岡山に帰ってくるという形で少しでもできていたらと願っています。
父も母も亡くなり、自分より上の世代がいなくなりました。
「自分たちがこれからの時代を担っていく」
などという大げさな気持ちはありませんが、私は、何か物質的なものを残す人間になりたいとは思っていません。
むしろ、形あるものではなく、人の心や記憶に残るような流動的な存在でありたいと思っています。
良い車や良い時計が欲しいわけでもありません。ただ、忘れ去られることが怖いだけです。
良し悪しは別にして、ずっと人の話題に出てくるような人間でいたい――そんな思いが、日々少しずつ膨らんでいます。
TikTokで有名になるのか、YouTubeで名が知られるのか、それは分かりません。
ただ、前を向いて生きていくことだけは確かです。本当にお母さん、ありがとう。
そして、これからも見守っていてほしいです