ブログ
-
オリエンタルな日常
2012年06月12日先日、診させていただいている方が入院されて手術をされました。
今の西洋医学の技術だと、とても小さなレベルの細胞の変異も見分ける事ができます
その変異の増殖を防ぐためにも手術に踏み切られる方が多いと聞きます。
その方もそうでした。
術後は快適そのものでして家族の人もほっとした感じでした。話は飛びますが
富士フィルムという東証一部上場の企業があります。
先日カンブリア宮殿という経済番組でも取り上げられていましたが
富士フィルムの開発した医療用のソフトは以前との臓器の違いを見分けるということが
細かく三次元で見えるそうです。
ほんとうに小さな細胞の変異を見分ける事が
時系列に表示されるのですからこればっかりはすばらしいと思います。
個人的には人間の感覚というか、本能と言うかそういったものは
科学的に解明できないと思ってはみているものの
富士フィルムが開発したナノレベルの研究や
遺伝子のレベルまでさかのぼった治療などを手掛けている会社の事を調べてみると
人間の感覚的なものも、ゆくゆくは科学的に解明できるのではないかと
思ってしまう時があります。ただそう思わない事もあります
最近診させている方は、いろんな病気を抱えておられる。
甲状腺機能亢進症、大腿部の骨折、リウマチ、とたくさんの病気を抱えておられる。
そのような病気根気よく一つ一つを西洋医学で治しては来られた。どこそこに有名なお医者さんがいると聞けば行ってみる。
これが効くと聞いた薬であれば、高価であろうが飲んでみる。しかし結局
なぜこんなに病気になるのかというのが分からない?
私だけがなぜこんな病気になるのかと自問自答し考えられる。
解明すればするほど、謎が深まっていくように
人間はある程度の解明が進むと
その解明よりかは、自分の感覚とか本能とかという
解明できないものにすがったり頼ったりするものだと、その方と話していて感じました。まあどちらにせよ
生き方として自分で納得のできる生き方であれば
それは、どんな生き方であり選択であっても良いのではないかと思っています。